独学で資格を取ろう

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平成19年度行政書士試験合格者の体験談 フォーサイトで合格

今の時期、今年度の行政書士試験の勉強を始める方も多いと思います。
現在、平成19年度の行政書士試験を受験した方の体験談を掲載していますが、やはり、独学で合格したという方は、公務員試験の受験生などに限られていて、大抵の方は、講座や通信講座を利用して合格しているようです。

法学部に在学している学生のうちは、どうしても弁護士などの華やかな仕事に目が行ってしまい、行政書士のような地味な資格には興味を持たなかったり、馬鹿にしていることが多いと思います。
しかし、社会に出てから、行政書士が意外なところで活躍していることを知り、行政書士の勉強を始める方が多いようです。

今回も、学生時代は、法学部で司法試験の勉強をしていた経験がある方からの体験談を紹介します。

(ここから)
私は、大学のときは法学部に在学していて、司法試験の勉強をしていました。
学生のころは、行政書士などという資格は、足の裏の米粒と思って、受験している人を馬鹿にしていましたし、町の中で行政書士の看板をみると司法試験に合格できなかった哀れな人と思い、馬鹿にしていました。
その罰が当たったのか、私も、在学中に司法試験に合格することはできず、大学卒業後は、不動産会社に就職しました。

不動産会社では、営業ではなく、主に総務を経験しました。そのため、宅建の資格も取っていません。
その後、勤務していた会社が建設部門を立ち上げることになり、建設業許可を取る必要が生じました。
建設業許可くらい、簡単に取れると思い、自分で建設業許可の手続きの準備をすすめていたのですが、いざ、申請しようとしても、書類が不足していたりして、どの書類を集めればよいかわからず、仕方がなく、途中から、行政書士事務所に頼むことにしました。
その行政書士事務所は、大きい事務所ではなかったのですが、従業員を5人も雇って仕事をしている事務所でした。
その事務所の行政書士さんと話をしてみると、意外にも、かなり儲かっているようで、行政書士は食えないと信じていた私には、ショックでした。

学生のうちに、行政書士の資格を取って、行政書士事務所で働けばよかったとこの時になって、後悔すると同時に、行政書士の資格を取ろうと決意しました。
仕事は忙しく、行政書士の資格を取ろうにも、LECなどに通学することはできません。
すでに結婚もしていましたので、仕事をやめてまで勉強するわけにはいきません。
最初は、独学で勉強して、試験に挑んだのですが、まったく歯が立ちませんでした。得意な民法すら間違えてしまうという有様でした。

そこで、昨年にフォーサイトの通信講座を利用して、特に、苦手としていた行政法について、じっくりと勉強しました。
フォーサイトを選んだ理由は、安かったことと、テキストがわかりやすかったためです。市販のテキストよりも工夫されていて、読みやすかったですね。
おかげで、苦手な行政法も解けるようになって、昨年の行政書士試験で合格しました。試験が終わった瞬間に合格したなと思うと同時に、これが始めて取った国家資格だということに気づきました。

今はまだ、不動産会社で働いていて、総務の仕事に関係ある社会保険労務士の勉強をしています。社会保険労務士もフォーサイトのテキストを使っていますが、非常にわかりやすいです。
今年の社会保険労務士試験では、必ず合格します。

(ここまで)

大変有意義な体験談をありがとうございました。

この方は、比較的司法試験の合格者を多く輩出している大学の法学部を卒業されていますが、やはり、独学で行政書士試験に合格することは難しいということでした。

行政書士試験は簡単な試験ですから、行政書士の業務も簡単なものだと思われがちですが、まったく違います。
おそらく、数多くある国家資格の中で、試験の難易度と仕事の難易度が最も乖離している資格なのではないかと思います。
行政書士の実務は非常に難しいものが多いですし、行政書士試験の勉強以上に勉強が必要になります。
また、営業許認可については、取れなければ、会社が運営することができないわけで、許可が取れなかったことについて、行政書士に過失があれば、当然、損害賠償の問題になります。
会社が営業できないということは、会社がつぶれたも同然ですから、その額は想像を絶するものがあります。実際、何千万、何億もの損害賠償を請求されてしまった行政書士もいます。

ですから、試験が簡単だからといって、仕事も簡単かというとそうではなく、むしろ、試験合格後の努力が最も大切な資格と言えます。



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